第20回:青黒赤ドレッジ

 それでは第20回、始めていきましょう。


◆ デッキリスト

● 主様体感勝率 :「60%」

● 主様依頼内容 :「対コントロール勝率」

          :「ドローソースの選択」

          :「《憑依された死体》or《改良された縫い翼》」


(-ω-●):「我が愛しのゾンビ達よ…」


 「手札を捨てる」「クリーチャーがしぬ」、通常のデッキであればマイナスを意味する事象ですが、ネクロマンサーにとってはそれはメリットにもなりえるのです。今回はゾンビ達を何度も墓地から蘇らせて戦う、一風変わったリアニメイトデッキです。


 デッキの動きは・・・

 「ドレッジ」=「発掘」の言葉通り、まずは《査問長官》や《安堵の再会》といった「墓地に置く」「手札を捨てる」カードで意図的に墓地を増やしていきます。


 その中に「墓地から戦場に戻す」効果を持つクリーチャー、《屑鉄場のたかり屋》《憑依された死体》《改良された縫い翼》が含まれていればゲームスタートです。これらのクリーチャーを何度も墓地から呼び戻して粘り強く(いやらしく)攻撃を続けていきましょう。


 鍵を握るのは2枚の《秘蔵の縫合体》。

 前述のクリーチャー達が墓地から戦場に戻るたびに自らも追従してくため、ほとんどタダ同然で3/3クリーチャーのオマケがついてくることになります。あるなしがゲームに大きく関わるため、是が非でも引きたい(捨てたい)クリーチャーですね。


 最終奥義がこちら。

 《コジレックの帰還》が墓地にある状態で《老いたる深海鬼》を唱えれば、「相手のパーマネントを4つタップし、全てのクリーチャーに5点ダメージを与えつつ、こちらの場には5/6クリーチャーが残る」というとんでもないことが起こります。

 決まればほとんど勝ったようなものでしょう(。-∀-)b


 また、今回のデッキでは《集中破り》《天才の片鱗》《奔流の機械巨人》といったコントロールパッケージが投入されているのが特徴ですね。「対コントロールの勝率」が気になっておられるとのことですので、こちらも注目して見ていきましょう。


 最後に、今回1番の懸念は「プレイの難しさ」でしょうか。「マナ」「確率」「ダメージ」の計算に加え、「手札」も綿密に検討していかなければなりませんし、今回はさらに「カウンター」の要素もありますので・・・いつも以上に入念にプレイテストをして臨みたいと思います。



(-ω-●):「ゾンビ引けるといいけどね…」


 それでは結果をお待ち下さいませ(*_ _)

百人組手の人

2コメント

  • 1000 / 1000

  • 道場主

    2016.11.22 15:00

    《熱病の幻視》ですか! 確かに、対コントロールでは通れば勝てる優秀な1枚ですよね(。-∀-) そちらも考察で見ていきましょう。 ご意見ありがとうございました(*_ _)
  • りゃんず

    2016.11.22 00:32

    ドレッジでコントロールをメタりたいならデッキにも合う熱病の幻視もおすすめですよ