第20回:青黒赤ドレッジ②(結果)

 お待たせしました。

 それでは結果を見ていきましょう。


(※)マリガン:今回より削除

 集中している場合に少なからずカウント漏れが出ておりまして、データとしての正確性に欠ける部分があり、また必要性にも疑問符が付くため。


● 1~25戦

勝率:80%(20勝05敗)


● 26~50戦

勝率:76%(19勝06敗)


● 51~75戦

勝率:80%(20勝05敗)


● 76~100戦

勝率:56%(14勝11敗)


● 通算

勝率       : 73%(73勝27敗)/100戦【完走】

対アグロ     : 64%(34勝19敗)/53戦

対ミッドレンジ  : 76%(19勝06敗)/25戦

対コントロール  : 89%(16勝02敗)/18戦

対ランプ     :100%(04勝00敗)/04戦

◇先手勝率    : 80%(44勝11敗)/55戦

◇後手勝率    : 64%(29勝16敗)/45戦


(-ω-●):「アグロ相手がね…」


【 不死にして不可避 】 


 勝率73%


 「ただただ惜しい」、この一言に尽きるでしょうか。

 序盤から勝ちに勝ち続け、このまま行けばカラデシュ環境初の【殿堂】入り、勝率80%はおろか歴代最高勝率(勝率82%)超えも夢ではないという位置につけていましたが、最終第4関門で当たり続けたアグロ相手に連敗を喫し現環境タイ記録で終了。あと少し、もうほんの少しのアグロ耐性さえあれば・・・という内容でした。


 キーカードは間違いなく《安堵の再会》です。

 墓地を肥やしつつ新たなカードにアクセスできますのでその後の展開が全く違ってきますし、このカードがあれば土地が多い手札でもキープを肯定できるため、安定性にも大きく貢献していました。


 理想的な初手例はこちらの7枚。

 2ターン目に《安堵の再会》から《秘蔵の縫合体》と《改良された縫い翼》を墓地に落とし、3ターン目にリアニメイト、4ターン目から3/4飛行と3/3でビートダウンを仕掛けるのがドブンパターンで、


 トドメには《老いたる深海鬼》から《コジレックの帰還》をフラッシュバック。「本体より強い」というあまり有り難くない評判の通り、《コジレックの帰還》の裏モードは本当に強力で、炸裂したゲームはほとんど勝つことができました。奥義の名にふさわしく、《老いたる深海鬼》単体も併せて全28回の勝因になっています。


 注意点と致しましては、《秘蔵の縫合体》が戦場に戻ってくるのは「次の終了ステップの開始時」になりますので、相手のターン終了時まで待っていると戻ってくるのは次の自分のターンの終了時になり、アタックが1ターン遅れることになります。

 《石の宣告》などに注意を払いながら、相手の終了ステップが始まる前=「メインフェイズ」か「戦闘フェイズ」には他のゾンビ達を呼び戻すようにプレイしましょう。



 それでは、アーキタイプ別戦績を見ていきます。


● 対アグロ

対アグロ: 64%(34勝19敗)


 唯一にして最大の欠点ですね。

 27敗中7割にも及ぶ19敗をアグロから奪われています。特にトップメタである『機体アグロ』が厳しく、実戦では8勝6敗と勝ち越してはいますが、これは鍵となる《コジレックの帰還》と《老いたる深海鬼》を都合良く引き込むことができたためで、体感では良くて4-6程度という印象です。


 必然この部分をどうするかという話になるのですが、構築に関しては考察にて。プレイングではドレッジよりもボードを受けることを優先するようにプレイしましょう。悠長に墓地を肥やし手札を整えていると間に合わなくなります。



● 対ミッドレンジ

対ミッドレンジ: 76%(19勝06敗)


 こちらについては特に申し上げることはないでしょう。

 豊富なアドバンテージ獲得手段と除去がありますので、ミッドレンジ以上の遅いデッキに対しては概ね有利に戦えると思われます。



● 対コントロール

対コントロール: 89%(16勝02敗)


 一言で申し上げれば、圧倒的有利です。

 依頼内容として頂いておりましたので、こちらも詳しくは考察にてふれたいと思います。


 結果発表は以上です。

 次項で考察していきましょう。


百人組手の人

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