第X回:ch.2 オールスターズ②(構築)

 さて、それでは【特別企画:『ch2.オールスターズ』】の投票結果を見ていきましょう。


◆ 投票結果


(*-ω-):「皆さん投票ありがとうございました(*_ _)」

φ(-_@) :「それじゃ、色別に見ていこうか」



◆ 白


・《石の宣告》

・《ギデオンの誓い》

・《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》

・《空位の玉座の印章》

・《牢獄の管理人、ヒクサス》

・《エメリアの番人》


(*-ω-):「結構強いカード貰った気がします!」

φ(-_@) :「うむ。勝ち手段になるMVP候補も何枚かあるし、色拘束も強いからメインカラーの1つとして考えておこう。《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》はもう説明の必要はないから省略するとして・・・」


(*-ω-):「他にエンチャントが10枚もあるので、《空位の玉座の印章》で天使トークンをたくさん出せるといいですね。《エメリアの番人》も凄く強い能力を持っています。どちらも一癖あるカードですけど頑張って欲しいですね!」

φ(-_@) :「《エメリアの番人》が回り出せばさすがにゲームにならないし、いつか専用のデッキを組みたいと思って1年ぐらい放置していたから、私も期待しているよ」



◆ 青


・《霊気溶融》

・《月の力》


(-ω-●):「あれぇ…?」

φ(-_@) :「…枚数も少ないし、どちらもサポート的なカードになるから、残念ながら我が青は極僅かにタッチする程度になるねぇ」



◆ 黒


《過去の過ち》

《血統の呼び出し》

《異端の癒し手、リリアナ》

《夜更かし》

《末永く》 


(-ω-●):「悪くないんじゃないかな(フフフ)…」

φ(-_@) :「そうだねぇ、サポートからフィニッシャー候補まで揃っているし、メインカラーとして考えておいていいだろう」


(-ω-●):「《末永く》にご注目だね。2体を一気に場に戻せば戦況を一変させることができる、いい所で引ければ1枚で勝てるカードだから、強いクリーチャーが墓地に落ちていることを祈ろう……」



◆ 赤


・《蓄霊稲妻》

・《蓄霊稲妻》

・《安堵の再会》

・《鏡翼のドラゴン》


(。-∀-):「《蓄霊稲妻》2枚は偉いっしょ!」

φ(-_@) :「そうだね、軽量除去2枚に《安堵の再会》も有り難い。ただ、総枚数が少ないから「赤マナを多く入れたくないけど序盤にも用意したい」というジレンマを抱えている。難しい扱いになりそうだ」


(。-∀-):「ドラゴンは!?」

φ(-_@) :「《鏡翼のドラゴン》は、このデッキだとまず能力は活かせないだろうね。但し贅沢を言っていられる余裕はない、4/5飛行というだけでも十分だ!」



◆ 緑


・《ニッサの誓い》

・《過去との取り組み》

・《進化の飛躍》

・《死天狗茸の栽培者》

・《死天狗茸の栽培者》

・《不屈の追跡者》

・《彼方より》

・《爆発的植生》

・《放浪する森林》

・《墓後家蜘蛛、イシュカナ》


(*-ω-):「緑、緑強くないですか!?」

φ(-_@) :「ああ、最高の布陣だ。ドローサポート・マナサポートに加えてフィニッシャーまで揃っている、文句なしにメインカラーだね」


φ(-_@) :「《放浪する森林》は【元祖収斂】をプレイした時の相棒だ。今では姿を見ることは少なくなったけど、実力に疑いの余地はないし、ほぼ最高の状態(6/6警戒トランプル)でプレイできるだろう」

(*-ω-):「あとは《墓後家蜘蛛、イシュカナ》ですね!。攻撃にも防御にも頑張ってくれますし、カードの種類が多いこのデッキなら昂揚達成も簡単そうです」



◆ 白黒&黒緑


《苦渋の破棄》

《ベイロスの虚身》


φ(-_@) :「どちらも優秀なカードだ」

φ(-_@) :「この2枚のマルチカラーがあることからも、メインカラーは白黒緑で決まりだね」



◆ 無色


・《街の鍵》

・《航空艇》

・《耕作者の荷馬車》

・《巡礼者の目》

・《タミヨウの日誌》

・《絶え間ない飢餓、ウラモグ》


 φ(-_@) :「無色もバランスがいいね。緑同様、ドローサポート・マナサポート・フィニッシャーと揃っているし、それらのカードを色を問わずプレイできるのが有り難い」


φ(-_@) :「注目は《タミヨウの日誌》」

φ(-_@) :「出た時に何もしないのと起動までが遅いのが気になるけども、ほぼシルバーバレット(※1枚挿し》かつエンドカードの多いデッキだから、任意のカードをサーチできるのは素晴らしい。動き出すまで何とか粘りたいね」



◆ 土地


φ(-_@) :「さて、ここからが我々の仕事なのだけど」

φ(-_@) :「構築を始める前に基本方針を書いておくよ」


● ①《平地》を多めに投入する

● ②《進化する未開地》は4枚

● ③「青」は最小限に抑える

● ④「対アグロ」は重視しない

● ④《霊気拠点》は採用しない

● ➄「マナサポートカード」はあくまでサポート扱い


(*-ω-):「①と②は《エメリアの番人》と《墓後家蜘蛛、イシュカナ》のためですね」

φ(-_@):「うむ、どちらもデッキのエースになるから引いた時にちゃんと仕事ができるようにしておきたい。《エメリアの番人》の能力を効果的に使うために《進化する未開地》と《平地》を多めに、《進化する未開地》は《墓後家蜘蛛、イシュカナ》の昂揚達成にも貢献してくれる」



(-ω-●):「③④はまぁ仕方ないね…」

φ(-_@):「③をもっと正確に言えば、青は「プレイできなくてもいい」ぐらいまで割り切るだね。プレイしても盤面に与える影響は少ないし、その2枚のためにマナベースを厚くとってしまうと他に皺寄せが来るからね」


φ(-_@):「④はこの除去枚数でアグロにブン回りされたら大体負けるから、アグロの攻めが遅かったり、ミッドレンジ以上のデッキにちゃんと勝負できるようにしよう。=2枚の《蓄霊稲妻》を序盤にプレイできるようにすることには固執しない」



(。-∀-):「➄と⑥は!?」

φ(-_@):「《霊気拠点》を採用しないのは、このデッキが「ダブルシンボルが多い多色デッキ」だからだね。継続的に色マナを供給しなければならないのに、霊気を補充するカードも3枚しかないし、《霊気拠点》ベースだと色事故の不安が残る」


φ(-_@):「マナサポートカードは豊富なのだけど、マジックで1番つまらない負け方は「カードをプレイできない」だからね。今回のデッキだと余剰な土地を利用できたり、手札を循環するカードも多いからマナフラッドはそこまで気にならないはず、土地は多めに投入しておこう。つまり、我々が投票するカードは・・・」



(。-∀-)(*-ω-)(-ω-●):「25枚目の《土地》!」



φ(-_@):「そういうことになるね」

φ(-_@):「以上を踏まえて構築したマナベースが・・・」

・3《平地》

・1《島》

・2《沼》

・1《山》

・2《森》

・2《風切る泥沼》

・2《燃えがらの林間地》

・2《梢の眺望》

・2《森林の墓地》

・2《孤立した礼拝堂》

・2《陽花弁の木立ち》

・4《進化する未開地》


φ(-_@):「《死天狗茸の栽培者》×2で(黒)(緑)1、《巡礼者の目》《耕作者の荷馬車》で全色1と換算したとして、「白14・青6・黒13・赤8・緑18、確定タップインは6枚、《平地》カウントは5枚。黒マナがあと少し欲しかったし、赤マナは物足りないけどこれぐらいが限界かな。これで・・・」


φ(-_★):「完成!」



◆ デッキリスト(メインボード)


◆ デッキリスト(サイドボード)

φ(-_@):「サイドは《霊気溶融》《月の力》《島》⇔《濃霧》《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》《森》。単純に青が抜ける恰好だね」



◆ 戦略


φ(-_@) :「想定しているプランは主に5つ」


● ①「クリーチャービートプラン」

φ(-_@) :「《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》か《放浪する森林》を4ターン目にプレイしてそのまま殴り勝つ。ビートダウンデッキがよくやる1番速くてわかりやすいプランだね」



● ②「《絶え間ない飢餓、ウラモグ》プラン」

φ(-_@) :「《爆発的植生》や《彼方より》⇒《ウラモグ》に繋げて吹き飛ばす。ランプデッキの必勝パターンだね」



● ③「《エメリアの天使》プラン」

φ(-_@) :「これはコントロールが得意とするプランだね。晩年を止めた後に1枚で勝てるカードを守り切って勝つ。問題は守れるカードがないということなのだけど、リアニメイトカードも豊富だし何とかなる(はず)」



● ④「リアニメイトプラン」

φ(-_@) :「ミッドレンジ的戦略だね。《ベイロスの虚身》や《末永く》でアドバンテージを獲得していく。《エメリアの天使》プランと似ているけど、《ウラモグ》を釣れたりすると一瞬でゲームを決められるかもしれない」



● ➄「《空位の玉座の印章》プラン」

φ(-_@):「《空位の玉座の印章》から天使トークンを出して空からゲームを決める。1番未知数なプランだからどうなるかわからないけど、美しい勝ち方だし何度かは決めたいね」



 ・・・



Q:「目標勝率は?」


(。-∀-):「いつでも60%を目指してるよ!」(1~25戦)

(*-ω-):「やるからには50%は勝てるように頑張ります」(26~50戦)

(-ω-●):「20%ぐらいじゃないか…」(51~75戦)

φ(-_@) :「目標40%、現実30%」(76~100戦)


φ(-_@):「最大の懸念は、「黒緑系コントロール」「ランプ」というデッキタイプがどちらも組手では結果を残せていないってことだね」


 さてさてどうなりますでしょうか。

 それでは、結果をお待ち下さいませ(*_ _)


百人組手の人

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