第X回:ch.2 オールスターズ③(結果)

 お待たせしました。 

 それでは結果を見ていきましょう。


● 1~25戦

勝率:28%(07勝18敗)


● 26~50戦

勝率:36%(09勝16敗)


● 51~75戦

勝率:56%(14勝11敗)


● 76~100戦

勝率:48%(12勝13敗)


● 通算

勝率       : 42%(42勝58敗)/100戦

対アグロ     : 35%(20勝37敗)/57戦

対ミッドレンジ  : 48%(15勝16敗)/31戦

対コントロール  : 60%(06勝04敗)/10戦

対ランプ     : 50%(01勝01敗)/02戦

◇先手勝率    : 55%(24勝20敗)/44戦

◇後手勝率    : 32%(18勝38敗)/56戦

〇開始ランク   : 35

〇終了ランク   : 12

(※2)メインボード・サイドボード:25戦交代(各50戦)

(※1)ランク変動の差異:「開幕切断」「同期エラー」などがあるため


(。-∀-):「っげ!」

(*-ω-):「むー」

(-ω-●):「…」

φ(-_@) :「まぁこんなものかな」


【 構築とは かくも難し 】


 勝率42%


 ランク35からスタートした今回の実戦でしたが、開幕から負けに負け続け急降下していくランク…。15を切ったあたりで1度下げ止まりを見せ、第3関門は勝ち越しに成功(14勝11敗)致しますが、その後に大型連敗を喫し、ずっと耐え抜いていた二桁ランクからも98戦目でついに陥落(-﹏-。)。それでも最後の2戦を勝利し、二桁に復帰したところで実戦終了となりました。


 適正ランクは【15~10】といったところだったでしょうか。

 

 初めての企画ということもあり、壮絶な討ちじにという結果にはなりましたが、名誉の負傷にするためにも実戦を省みていきましょう。カード個別の評価に関してましては次の「考察編」で行いたいと思いますので、こちらでは実戦前に想定していた5つのプランについて・・・



● ①「クリーチャービートプラン」:◎

● ②「《絶え間ない飢餓、ウラモグ》プラン」:〇

● ③「《エメリアの天使》プラン」:×

● ④「リアニメイトプラン」:×

● ➄「《空位の玉座の印章》プラン」:=



 ご覧の通りですね。

 主な勝ち筋は、概ね「クリーチャービート」か「《ウラモグ》」のみ。と申しますか、この2つしか勝てる手段がほとんど見つからなかった、と表現したほうが宜しいでしょうか。

 

 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》《放浪する森林》⇒(場合により)《街の鍵》といういわゆるクソビートは分かっていても止められないパターンがあります。マナブーストから最速3ターン目に唱えることも可能でしたので、《異端の癒し手、リリアナ》反転・サイドの《ゼンディカーの代言者、ニッサ》と合わせ、叩きつけ型のプランが最多23回の勝因になっています。


 次いで9回の勝因となったのが、《彼方より》⇒《ウラモグ》です。

 往年のランプ必勝パターンは健在でしたが、それでも間に合っていないゲームも相当数ございまして、この最速ムーブでも勝ち切れないところが今のランプの厳しさを物語っていることを再確認。


 リアニメイトプランは総じて間に合っていませんでした。

 「序盤を支えるカードに乏しい」「クリーチャーが12体しか入っていない」などの理由はもちろんあったのですが、これだけマナを使う動きで勝ちが確定するわけではないというのが、環境的に許されていないのでしょう。


 この中で最も可能性があるのは《末永く》でしょうか。

 ベストバウトとなった第9戦対『エスパーコントロール』戦では、トップデッキ勝負に持ち込みほぼほぼ勝ったかという局面で、《大天使、アヴァシン》をトップ《最後の望み、リリアナ》からリアニメイトされます。さすがに負けたか…と思った次のライブラリトップに《末永く》⇒シャッフルから再ドローして劇的な逆転勝利。


 2枚のマナコストを踏み倒すというのは強力ですし、山札に戻るというのも地味ながら馬鹿に出来ない効果ですね。ちなみに熱戦が過ぎて何を戻したのかは覚えていません、おそらく飛行クリーチャーだったのでしょう。


 エントリーNO.1、《空位の玉座の印章》は厳しかったですね。

 綺麗な形に持ち込めたのは3戦、うち1戦は天使を5体出したにも関わらず全敗(。-∀-);。こちらも条件達成が中々の難易度でありながら、達成したところで勝てるわけではないというのが難しく、サポートも豊富にあった今回でここまで結果を残せなかったということは、残念ながらチャンスはないように感じました。



 それでは、アーキタイプ別戦績を見ていきましょう。


● 対アグロ

対アグロ: 35%(20勝37敗)


 いやぁ、負けに負けました(。-∀-);。

 元々除去が少なく、アグロ対策を重視しないマナベースを選択したこともありましたが、対アグロの後手は勝てる気がしませんでしたね。1ターン目にクリーチャーを出されると負けを覚悟、特に厳しかったのは面展開と飛行クリーチャーで「2T:コプター」などもってのほか、

 今では高ランク帯を主戦場とされておられる皆さんも1度はご経験されていると思いますが、《雨雲の翼》ビートだけでも背筋が凍る思いが致しました(。-∀-);



● 対ミッドレンジ

対ミッドレンジ: 48%(15勝16敗)


 ミッドレンジ相手は結構頑張れましたね(。-∀-)b。

 《ギデオン》や《放浪する森林》で勝てる場合もありますし、序盤さえ乗り越えられれば一応戦える戦力は有しており、《ウラモグ》という最終兵器もありましたのでゆったりとしたゲームになればワンチャンス…という感じでした。



● 対コントロール

対コントロール: 60%(06勝04敗)


 コントロールには勝ち越すことができました(。-∀-)b!。

 対コントロールは、「PWを通す」「切り札をリアニメイト」「《ウラモグ》降臨」の何れかを決めれば良く、序盤に脅威を展開されない相手なので組しやすかったですね。豊富なアドバンテージ手段もありましたし、こちらのデッキの意図だけは絶対に読まれないので、そちらもプラスに働いたのかもしれません(*-ω-)


・・・

 

 今回は最後に【ランク別対戦相手の印象】も記載しておきましょうか。

 せっかく上から下まで経験したわけですからね(。-∀-)


● R40~30 

 アグロばかりということはなく、ミッドレンジ以降のコントロール思考のデッキも好まれている模様。コンプリートしているプレイヤーがほとんどだと思われますので、プレイされるカードは軒並み強く、特にPWが厳しかったです。


● R29~20

 アグロが非常に多いです。「コンプリート&上位ランクを目指して」ということなのか、データ上はこの階層の8割近くをアグロが占めます。概ねカードは揃ってきていますが若干足りないカードもあるのでしょうか、時折面白い選択に出会えます。


● R19~10

 この階層もアグロが多いのですがR20階層ほどではなく、カード資産が少ない中で工夫しているのでしょう、様々なデッキタイプが存在しています。『《雨雲の翼》ビート』『黒緑エルフ』『黒赤ハスク』など上位階層ではほぼ絶滅してしまったデッキが今なお現役で、ノスタルジーを感じました(*-ω-)


 結果発表は以上です。

 次項で考察していきましょう。

百人組手の人

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