第25回:緑白青アグロ②(結果)

 お待たせしました。 

 それでは結果をみていきましょう。


● 1~25戦

勝率:84%(21勝04敗)


● 26~50戦

勝率:72%(18勝07敗)


● 51~75戦

勝率:80%(20勝05敗)


● 76~100戦

勝率:64%(16勝09敗)


● 通算

勝率       : 75%(57勝43敗)/100戦【環境記録】

対アグロ     : 64%(27勝15敗)/42戦

対ミッドレンジ  : 83%(35勝07敗)/42戦

対コントロール  : 87%(13勝02敗)/15戦

対ランプ     : 00%(00勝01敗)/01戦

◇先手勝率    : 80%(39勝10敗)/49戦

◇後手勝率    : 71%(36勝15敗)/51戦

(※)色事故   : 23回(《霊気拠点》12回)

(※)長期戦   : 22回


(*-ω-):「ふふふ(・ω-☆)」

φ(-_☆) :「結構やるものだねぇ」


【 またしてもバント 】


 勝率75%


 かつて最高勝率を成し遂げたその力、それは環境が変わっても健在でした。

 第一関門から84%という高い勝率を記録するなど、終始安定した戦いぶりを披露。最終第四関門でやや失速し、惜しくも『先代バントアグロ』以来の勝率80%達成はなりませんでしたが、それでも現環境最高記録となる勝率75%でフィニッシュ。マナスクリューでの敗戦が5回ほどありましたので、それがなければあるいは…というところでしたでしょうか。

 

 勝因は・・・


(*-ω-):「なんか勝っちゃうんですよね~」

(-ω-●):「なにその余裕発言…」


 そう、そうなのです。

 見た目は突き抜けるほど強そうには見えないですし、ゲームとしてもそこまで圧倒的な展開は少ないのですが、不思議と【なぜか勝ってしまう】ゲームが多かったですね。


・「小型クリーチャーの質」

・「最適解の導きにくさ」


 答えを探すのであれば、こんなところでしょうか。

 デッキ紹介でもお話した通り、「2・3マナ域のクリーチャー」は環境最高の布陣と申し上げてもおかしくはなく、序盤の撃ち合いで引けを取ることはほとんどありません。=概ねこちらがプレッシャーをかけた状態でゲームを進めることになり(相手がテンポについていけない場合はここでゲームが終わります)、相手から先に何らかのアクションを取る必要があるのですが・・・


 しかし、このデッキのクリーチャーは多彩です。

 それゆえにアクションに対するリアクションも豊富にあり、知らず知らずのうちに相手が間違ったプレイを犯してしまった結果勝利・・・これが【なぜか勝ってしまう】理由になるのでしょう。


 しかしながら、「選択肢が多い」ことはこちらも同じです。

 =「こちらにとっても難しい」ということで、相手の前にこちらがプレイミスをして負けてしまう危険もあります。「《呪文捕らえ》を構えるべきか、《反射魔道士》でバウンスすべきか、バウンスするとすれば何を対象にするのか…」、毎ターン考えるべきことは多いので、プレイされる際は良く考えてプレイを選択するように致しましょう。



 続きまして、個別のカードについて見ていきます。


 特に印象に残ったクリーチャーはこちらの2枚です。


 《ラムホルトの平和主義者》は、コントロール相手には「3T:4/4」でのアタックを可能とするキラーカードになりますし、苦手なアグロ相手にも最低でも相討ちを奪ってくれるブロッカーになってくれます。実は紹介から漏れてしまったクリーチャーなのですが、その鬱憤を晴らすかのような活躍ぶり、良い選択だと思いましたね(。-∀-)b



 《無私の霊魂》は、影のMVPですね。


・ 全体除去を防ぐ

・「2T:コプター」を安全稼働させる

・《呪文捕らえ》や《異端聖戦士、サリア》を守る

・《大天使アヴァシン》を反転させる


  などなど、他のカードとのギミックが豊富でイラスト通りの献身的なクリーチャー。飛行クロックにもなりますし、《最後の望み、リリアナ》に弱いことだけが珠に傷ですが、2ターン目に出したいクリーチャーNO.1。デッキに欠かせない1枚だと思いました。


 注目カードその①、《実地研究者、タミヨウ》先生。

 考察で後述致しますが、今回のデッキが大きくビートプランに寄っていたため、直接の勝因は5回とそこまで多くはありませんでした。しかしながら、「ドローモード」「タップモード」何れも強力で、回り出せば1枚で勝てるカードであることは間違いないでしょう。


 ちなみに奥義ですが・・・ネガティブ思考なもので「ドローが全部土地だったらどうしよう(-ω-●)…」という考えがチラついて1度も起動しませんでした(。-∀-);


 注目カードその②、《天使の運命》。

 直接の勝因は8回、タイミングさえ間違えなければ十分にプランの1つになりますね。用法としては、概ね「相手のタップアウトの隙をついて奇襲」になるでしょう。しかしながら、それでも相手のターンに追放除去やバウンスがないことを祈ることになりますので、「後の先」スタイルの私には少々合わないカードでしたでしょうか。


 ただ、ゲームを決める力はあると思いますので、こういったカードが好きな方は是非使ってみて下さい。イラストも綺麗ですしね(*-ω-)



 それでは、最後にアーキタイプ別分析を。



● 対アグロ

対アグロ: 64%(27勝15敗)


 唯一苦戦するアーキタイプですね。

 まず《密輸人の回転翼機》の対処に苦労することが多いですし、それに加えて『白赤機体アグロ』はこちらと互角以上の軽量クリーチャー陣を抱えている数少ないデッキタイプですので、不利は否めず結果としても5勝8敗と負け越しでした。



● 対ミッドレンジ

対ミッドレンジ : 83%(35勝07敗)


このあたりは『バントアグロ』の真骨頂ですね。

「テンポ&リアクション」で攻め立てることができますので相手は非常に受け辛いでしょう。ただ、最近話題になっております『アブザン』や『マルドゥ』など「白黒系ミッドレンジ」には若干不利がつくかもしれません。


 結果としては9勝3敗と勝ち越してはいるのですが、《衰滅》は《無私の霊魂》で防ぐことができませんし、PWも《呪文捕らえ》の射程圏であることが多く、「ピンポイント除去⇒全体除去⇒PW」と繋がれてしまうと簡単に負けることができてしまうため、綱渡り的なゲームが多かったですね。



● 対コントロール

対コントロール  : 87%(13勝02敗)


 まぁ、想定通りでした(。-∀-);

 ミッドレンジ以降のデッキへの圧倒的なポゼッションが『バントアグロ』の環境的な有利をもたらしているのでしょう。普段コントロール側でプレイしておりましても、「コプター」「瞬速」「PW」という構成に厳しい戦いを強いられることが多い中、今回のデッキには「狼男」まで投入されておりましたので納得の数字ですね。


 結果発表は以上です。

 次項で考察していきましょう。


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