「霊気紛争」ピックアップ

 お久しぶりでございます。

 随分長い間ご無沙汰しておりましたが、また宜しくお願い致します(*_ _)


 さて、本題に入る前に今後の方針について少々。


 実のところ、【百人組手】(試行100戦)は時間的・体力的・思考的に“割とマジで本当に洒落にならない”ことを今更ながら!痛感致しましたので、今後暫くは比較的まったりと考察記事や構築記事をUPしていきたいと思っておりまして、復帰第1号となります今回は・・・



◆ 「霊気紛争」ピックアップレビュー



 を行いたいと思います。

 「発売されて暫く経つのに何故今頃なのか?」と申しますと、単純に「私がマナと魔法の世界に戻って来たのが最近だから」ですね(。-∀-)。しかしながら、ただ印象を述べるだけならばそれこそ今更ですので、「実戦でプレイしプレイされた感想」「MTGスタンダードとの比較」を絡めて参りましょう。では早速・・・



● (+)評価


・《バラルの巧技》

 φ(-_@) :「滅茶苦茶するよねぇ」

 ×3バウンスに加え、ほとんどのPWを射程に捉える「マナコスト4以下踏み倒し」が本当に素晴らしく、「更地にPW着地」というわかりやすい投了図を1枚で描くことができます。決定打にも逆転打にもなる「攻めて良し守って良し」のナイスカード。MTGではサイドボードに1~2枚置かれる程度ですが、『ティムールアグロ』『バントアグロ』系のデッキで必殺の1枚としてプレイしてみたいですね。



・《致命的な一押し》

  (-ω-●):「説明は不要かな…」

  MTG現環境の除去を担うこのカード、特にMDでは現在もリーガルである《密輸人の回転翼機》に1マナで対処できるのが素晴らしい。「黒を使うのであればとりあえずフル投入」から始めてしまって問題ないレベルでしょう。



・《僧帽地帯のドルイド》

 (*-ω-):「マナは大事ですよ~」

 個人的に、後半にor2枚目を引いてきた時の悲しさからマナクリ―チャーは好きではありませんし、同族としてもMTGでの《導路の召使い》には(相当)劣ることは承知の上。しかしながら、「PWゲーム」になりやすいMDにおいて「先手3ターン目の《アーリン・コード》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》」を返せるデッキは少なく、必勝パターンを創り出せるカードには一定の評価ができるでしょう。


 地味ながら「タフネスが3」あることも重要で、安全に第3ターンを迎えやすく、またアグロデッキへの抑えとして働けなくもありません。裏目のあるカードではありますし、やや先手特化の嫌いもありますが、『4Cノーサヒーリ』『緑系PWS』などで活躍が期待できるのではないでしょうか。




● (-)評価


・《ヤヘンニの巧技》

 φ(-_@) :「たかが1、されど1」

 悪いカードではないのですが、《バラルの巧技》と違い「踏み倒せるマナコストが3以下」であることが全てでしょうか。コントロールデッキにおいてソーサリータイミングでプレイしたいマナコスト3以下のカードは少なく、であればMDでは現在もリーガルでより射程の広い《衰滅》のほうが信頼が置けますね。



・《艱苦の伝令》

 (-ω-●):「“かんく”のでんれい…」

 書いてあることは物凄く強いのですが「MD独自の1枚制限」ゆえの低評価。

 効果的に運用するためには「即席」中心にデッキを工夫する必要があるのですが、そうしますと除去の的が少なくなってしまい、余った《無許可の分解》を差し向けられたり、たっぷりと霊気を染み込ませた《蓄霊稲妻》で対処されてしまいがち。「1号機を囮にして2号機を通す」というプレイができないのも痛いですね。



・《ショック》

 φ(-_@) :「たかが1点、されど1点(2回目)」

 MTGでは重宝されているかもしれませんが、MDには『コピーキャット』は生息しておらず、《焦熱の衝動》もリーガルです。射程2と3の差は見た目以上に大きく、除去として採用するのであれば《焦熱の衝動》でしょう。@『赤単バーン』『青赤果敢』など本体火力が重要視されるデッキではこちらを。



・《ならず者の精製屋》

 (*-ω-):「カードもエネルギーも貰えるんですよ!?」

 物凄く好きな系統のカードですし、悪くはないと思うのですが「メタゲームとして」の評価になります。MTGでも指摘され始めていますが、「飛行機体は止まらず」「PWへの牽制にもならず」「コントロールであれば3ターン目はパスしたい」と、アグロ・ミッドレンジ・コントロール全方面において中途半端なのですよね。とはいえ、投入制限の厳しいMDではカードが足りなくなりがちなので、結局お世話になることも多いと思いますが…。



 初回は以上です。

 「MTGで使用されているカードの(私的)MD評価」を意識してみました。もちろんまだまだ評価の固まっていないカードも多いので、今後の実戦で掴んでいければと思いますが・・・見返しますと評価視点がどうもコントロールよりになってしまっていけませんね(。-∀-);


 次回は【メタゲーム考察】予定。

 今後とも宜しくお願い致します(*_ _)


 百人組手の人

0コメント

  • 1000 / 1000