さて、今回は・・・【ボロス人間】をご紹介致します。
MTGでもリストが上がっておりますので、そちらのMD版ということになるでしょうか。
「白ウィニー」というのは、伝統ある由緒正しいデッキタイプでございまして・・・
:「たとえ核戦争が起こっても、ゴキブリと白ウィニーだけは生き残る!」
(※)Craig Wescoe / クレイグ・ウェスコー
いついかなる時も、ありとあらゆる環境で白ウィニーを使い続ける"白の貴公子”。プロツアー「ドラゴンの迷路」決勝では、『エスパーコントロール』から4度放たれた全体除去《至高の評決》を掻い潜り、見事戴冠を果たす。
ちなみに、先日のプロツアー「アモンケット」でも彼は白ウィニーでしたね(。-∀-)
というわけで、早速始めていきましょう。
まずはデッキリストをご覧下さい。
◆ デッキリスト
デッキの鍵を握るのは「クルセイド」効果を持つカードです。
「クルセイド」= +1/+1修正を与える往年の名カード《十字軍》を指しまして、《サリアの副官》《領事補佐官》《名誉ある門長》《集団的努力》《永遠の見守り》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》と、豪華13枚投入された"疑似《十字軍》"で小型クリーチャーを強化 ⇒ ビートダウンを狙います。
◆ クリーチャー
クリーチャーは27枚。
人間に+1/+1カウンターを置く《サリアの副官》の能力を最大限活かすため、除去耐性を与える《無私の霊魂》以外は全て人間クリーチャーで構成されています。「アモンケット」からのニューフェイスは以下の3枚。
まずは《名誉ある門長》。
自身が攻撃するたび、他の攻撃クリーチャー全員に+1/+0修正を与える能力を持っており、自軍のクリーチャーが多ければ一気に打点を上げることができます。『ボロス人間』を組む理由になるカードですね。
そして《栄光半ばの修練者》と《突風歩き》。
それぞれが2マナとして及第点のクロックを有していながら、督励すればそれぞれ4/4絆魂と3/3飛行になるという優秀なクリーチャーで、特にアグロ対策にもなる《栄光半ばの修練者》は様々なデッキで見かけるようになってきていますね。
また、最終選考まで残っていたのが《献身的な門友》です。
督励すれば2マナ以下のクリーチャーカードを戦場に戻すことができるため、《サリアの副官》か《無私の霊魂》を再利用することができれば非常に強力なムーブになります。今回は安定して力を発揮する《異端聖戦士、サリア》の誘惑に負けて採用に至りませんでしたが、シナジーが好きな方は是非使ってみて下さい(*-ω-)
これら「アモンケット」の督励カードと相性が良いのが《永遠の見守り》ですね。
もはや定番のコンボとなりましたが、自軍に警戒を与えれば毎ターン督励状態で攻撃することが可能になりますので、《栄光半ばの修練者》と組み合わさればなんと「毎ターン5/5絆魂クロック!」 = ダメージレースが崩壊します(。-∀-)。デッキの中核を成すカードとして是非引きたい1枚でしょう。
もちろん、古参組も健在です。
《ハンウィアー守備隊》は単体でも強力なカードですが、1度の攻撃で《ハンウィアーの民兵隊長》の変身条件を満たすことができますし、出てくるトークンも人間になりますので《サリアの副官》との相性も素晴らしいですね。
◆ スペル
スペルは10枚。
アグロの嗜み《密輸人の回転翼機》・白の万能除去である《石の宣告》と《十字軍》効果を持つカードを《集団的努力》《永遠の見守り》に、あとはPWです。
特筆すべきは《試練に臨むギデオン》。
"環境最強"との呼び声高い《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の影に隠れ、いまいち評価の定まっていないカードのように思いますが、それは《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》がおかしい強すぎるだけで、この《ギデオン》も相当やってくれます。
基本的には+1能力を連打していく運用になるのですが、それだけでも攻めるのが難しくなりますし、時にはライフ十数点以上の働きをすることもあるでしょう。相手をした時に対処にとても苦労しましたので、現在は評価を改め『マルドゥ機体』にも投入するようになりました。[白白]が問題なく出せるアグロデッキならば、投入しておいて問題ないのではないでしょうか。
今回は以上になります。
次回は・・・【もう1つの人間デッキ】をご紹介致します。
ご覧頂きありがとうございました(*_ _)
百人組手の人
0コメント