第弐回百人組手杯:予選③回戦


◆ achtzehn『グリクシス果敢試練』 vs yamame『黒単アグロ』


 achtzehnは2回戦に引き続いてのフィーチャー。


 対する"現王者"yamameは満を持しての登場といったところか。

 前回大会を制した『黒単吸血鬼』に引き続き、今回も「アモンケット」の新カードを投入したアップデート版『黒単アグロ』でここまで全勝。果たして連覇はなるのかどうか、勝てばトップ4をほぼ手中にする1戦である。



● GAME1


  激しいダメージレースが予想されるアグロ同型戦、1つの鍵となる先手はachtzehn。


 まずは《ゴブリンの栄光追い》から入っていくが、これはyamameが《致命的な一押し》。返しに《屑鉄場のたかり屋》をキャストして先にダメージクロックをつくっていく。


 achtzehnはyamameのターンエンドに《鎖慣らし》 ⇒ 《ケラル砦の修道院長》と並べダメージレースで対抗。


 が、ここでyamameは《第四橋をうろつく者》で《ケラル砦の修道院長》を除去しつつ、さらに死亡誘発条件を満たした《ホネツツキ》を1マナでキャスト!。新旧カードの組み合わせでクロック差を広げる。


 ついていきたいachtzehn。

 返しのターンに《ラスヌーのヘリオン》を追加し、《ケラル砦の修道院長》に《激情のカルトーシュ》をエンチャントしてアタック。一気に8点のクロックを突きつける。


 しかし、ここでyamameは《ケラル砦の修道院長》を《第四橋をうろつく者》でチャンプブロックした上で《超常的耐久力》!。ターンエンドに戻って来た《第四橋をうろつく者》の-1/-1能力で《ケラル砦の修道院長》を除去。コンバットトリックを巧みに使い、またしてもクロック差を拡大させていく。


 苦しいachtzehn。

 残された《ラスヌーのヘリオン》に《知識のカルトーシュ》を貼ってはみたものの根本的な解決にはならず、ダメ押しとばかりに追加された《霊気圏の収集艇》とクリーチャーの大軍を前に投了。


 yamameの巧さが光ったGAME1だった。


yamame 1-0 achtzehn



● GAME2


 先手はyamame。

 1T《茨弓の射手》 ⇒ 2T《捕らわれの宿主》と順調に展開しビートダウンの構え、


 ダメージレースを挑むべくachtzehnも《嵐追いの魔道士》で応戦するが、アタックの返しにyamameは《不死の援護者、ヤヘンニ》をキャスト、全軍でアタックして一気に5点のダメージを与える。


 そして、この《不死の援護者、ヤヘンニ》が止まらない。

 achtzehnも《激情の試練》《野望の試練》と連打してクリーチャーの頭数を減らしにかかるのだが、yamameは《捕らえれの宿主》を《超常的耐久力》で使い回し、除去を除去として機能させない。


 さらに《密輸人の回転翼機》を追加するyamame。

 もはやこの局面では全く意味をなさなくなった《激情の試練》の2枚目を引いているachtzehnを横目に、クリーチャーによる全軍突撃で勝負を決めた。


 yamame 2-0 achtzehn

 yamame Win & Top4


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