(サブタイトル:【コントロールで勝ちたい!】)
さて、前回は【第16回:白青黒コントロール】の実戦を終了後「バウンス必要説」を大々的に唱えたところですが・・・
(*-ω-):「今回はどうするんですかぁ?」
φ(-_@):「うむ、『エスパー』には『パーミッションコントロール』としての手応えを感じたし、 結果も悪くなかったからね(勝率:69%)、あれから少しいじってみて一応リストとして紹介できるモノはできているんだけど・・・」
(。-∀-):「おおお!?」
φ(-_@):「ただ、今回は別のことをやるよ」
(-ω-●):「えええ…」
φ(-_@):「せっかく『グリクシス』⇒『エスパー』とやってきたんだ。あと1つ残っているモノがあるじゃないか」
(MTG日本公式ウェブサイト様より)
φ(-_@):「というわけで、今回は「PTカラデシュ準優勝」Carlos Romao選手の『ジェスカイ・コントロール』を MD仕様にしてプレイしてみることにするけど・・・」
φ(-_@):「注意点として、ジェスカイにはコントロール戦略の要となるドローPWが《秘密の解明者、ジェイス》しかいないし、ドロースペルの《骨読み》も使えないからエスパーと同じ戦い方はできない。反面スペルが軽いからそれを活かしてよりアグレッシブな構築を意識する必要がある」
では早速・・・
◆ 除去
● 単体
・4《蓄霊稲妻》 ⇒ 3《蓄霊稲妻》
1《焦熱の衝動》
・3《鑽火の輝き》 ⇒ 3《ギデオンの叱責》
・1《神聖な協力》 ⇒ 1《神聖な強力》
・1《停滞の罠》 ⇒ 1《空鯨捕りの一撃》
φ(-_@):「意外にも本家は1マナ除去が不採用なのだよね。MDだと《蓄霊稲妻》が3枚しか使えないから《焦熱の衝動》を1枚入れておいたけど」
φ(-_@):「注目は《ギデオンの叱責》だね。ライフゲイン信者の私としては《神聖な協力》3・《ギデオンの叱責》1かせめて2・2にしたかったのだけど・・・」
>>624:ヘリ入りアグロが増えたからギデオンの叱責とかが意外と仕事する印象
φ(-_@):「掲示板でこんなコメントがあったので今回は《ギデオンの叱責》を試してみよう。《停滞の罠》分は《空鯨捕りの一撃》で大体カバーできるはず」
● 全体
・3《光輝の炎》 ⇒ 2《光輝の炎》
1《コジレックの帰還》
・2《燻蒸》 ⇒ 2《次元の激高》
・1《隔離の場》 ⇒ 1《????》
φ(-_@):「全体除去は多いねぇ、「アグロコロシマス」という意志が感じられる。MDでもアグロ率は4割を越えているし、この選択は嵌るかもしれない」
φ(-_@):「注目は《コジレックの帰還》。実はこれまでの実戦で欲を言えば3枚目の全体除去があればと思っていたところだし、真打ちの裏では打つことができないけど相手のターンに打てる全体2点、と考えればウィニーキラーとしては悪くない」
φ(-_@):「あとは《燻蒸》はそのまま《次元の激高》に。《隔離の場》は代替カードがないから最後に他のカードを何か探そう」
◆ ドロー
・3《予期》 ⇒ 3《時間の把握》
・4《天才の片鱗》 ⇒ 3《天才の片鱗》
1《????》
φ(-_@):「正直ここはかなり不安が残る」
φ(-_@):「ドローが実質3枚の《天才の片鱗》しかない。4枚目に何か探そうかとも思ったけれど、試してみたいカードがあったので枠を空けるためにこれでやむなし。追加投入する《秘密の解明者、ジェイス》に頑張って貰う他ないね」
◆ カウンター
・3《虚空の粉砕》 ⇒ 3《集中破り》
・2《即時却下》 ⇒ 2《風への散乱》
φ(-_@):「ここは特に問題ないかな」
φ(-_@):「《虚空の粉砕》は素直に《集中破り》に。《即時却下》はマナコストで比べるのなら《腹黒い意志》だけど、『グリクシス』の実戦で芳しくなかったので除外、色マナに優しい《呪文萎れ》も『エスパー』の実戦で『パーミッションには合わない』という評価が出ているから、従って《風への散乱》で決定」
◆ フィニッシャー
・2《大天使アヴァシン》 ⇒ 1《大天使アヴァシン》
⇒ 1《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
・3《奔流の機械巨人》 ⇒ 1《奔流の機械巨人》
⇒ 1《炎呼び、チャンドラ》
⇒ 1《??》
・2《ドビン・バーン》 ⇒ 1《先駆ける者、ナヒリ》
⇒ 1《秘密の解明者、ジェイス》
φ(-_@):「ここはかなり変更が必要だね」
φ(-_@):「《大天使アヴァシン》と《奔流の機械巨人》はそのままとして、残りは『グリクシス』の実戦考察:「やはりPWは強い」に従ってデッキに合うPWをオールイン。最後の1枚は2枚目の《奔流の機械巨人》となりうる素晴らしい1枚を用意したので後程」
(*-ω-):「この前《ギデオン》は合わないって言ってなかったですか?」
φ(-_@):「『エスパー』にはね。冒頭でも述べたけど、『エスパー』のゲームプランは「【超】長期戦」になるけど、今回の『ジェスカイ』は「長期戦」だから、ドローが弱い分厄介なカードを引かれる前、決められる時に決めておきたい。そういうプランなら彼は打ってつけの男だからね、5枚入っている全体除去との相性も良いし」
(。-∀-):「チャンドラ姐さん(妹)がいないのはどうしてだい!」
φ(-_@):「《反逆の先導者、チャンドラ》は、キレたら奥義は最強クラスに強いのだけど、能力がメインにマナを使うことを要求するものだからね、メインには動きたくないデッキなので合わない。あと3ターン目に(青)(青)、4ターン目に(白)(白)と(赤)(赤)を要求してくることになるから、そんなデッキ君にしか回せないよ」
◆ その他
・2《????》 ⇒ 2《電招の塔》
・1《??》 ⇒ 1《分散》
(-ω-●):「出たな《分散》…」
φ(-_@):「バウンスはコントロールのシルバーバレットだ!。前回の考察通り《苦渋の破棄》を使えないから《非実体化》よりも《分散》を優先。《奔流の機械巨人》を1枚しか使えないなら手札に戻して無理やり2枚目にしてやればいい、もちろん本来の仕事は嵌りパターンを回避することだけどね」
φ(-_@):「今回1番の注目は《電招の塔》、PWへの対策にもなるから前々から1度使ってみたかったのだよ。「アグロ許すマジ」という本家の意志に沿えるし、『アグレッシブコントロール』にも合っている。《骨読み》が肯定されるのであれば置けるチャンスはあるはずだ」
◆ 土地
・6《平地》 ⇒ 5《平地》
・4《島》 ⇒ 5《島》
1《山》
・4《港町》 ⇒ 2《大草原の川》
2《氷河の城砦》
・4《さまよう噴気孔》 ⇒ 2《さまよう噴気孔》
2《鋭い突端》
・3《感動的な眺望所》 ⇒ 2《断崖の避難所》
・1《尖塔断の運河》 ⇒ 2《硫黄の滝》
・4《霊気拠点》 ⇒ 3《霊気拠点》
φ(-_@):「実は今回1番悩んだのはマナベースなのだよね」
φ(-_@):「元のリストだとマナソースは「(白)17・(青)17・(赤)12」(《霊気拠点》を含む)なのだけど、同じ割合をMDで再現するには2色タップインランドを投入しなければならない」
φ(-_@):「で、同じタップインを使うならミシュラランド(※クリーチャー化する土地の俗称)を使いたいというわけでこうなった。「(白)16・(青)16・(赤)12」とほぼ同程度を確保できているし、総タップイン数4枚も同じ」
φ(-_@):「《さまよう噴気孔》《鋭い突端》はともに攻撃力のある優秀な土地だから今回のデッキに合うと思うし、特に《鋭い突端》は《風への散乱》と合わせれば一撃10点!、八十岡選手のBlazing Attackを再現したいところだね。以上で・・・」
φ(-_★):「完成!」
◆ サンプルデッキ
φ(-_@):「1番の問題はいつプレイテストをするのかってことなんだけどね」
(-ω-●):「組手溜まってるもんね…」
(*-ω-):「いつもありがとうございます」
今回はここまでと致します。
ご覧頂きありがとうございました(*_ _)
百人組手の人
4コメント
2016.11.22 15:10
2016.11.20 05:34
2016.11.19 15:00