(サブタイトル:【コントロールで勝ちたい!】)
さて、今回は少し趣向を変えてみまして、一風変わったコントロールデッキを構築してみたいと思います。
・・・
(*-ω-):「この前の企画面白かったですよね!」
φ(-_@):「うむ、忘れていたことを思い出した気がするね。ただ勝ちを目指すことだけではなく、好きなカードを巧く使おうと試行錯誤することもマジックの醍醐味だ」
φ(-_@):「だから、今回は私も気になっていたカードを使ってみることにするよ」
(。-∀-):「というと!?」
:「カードを引けば勝てるよ?」
(※)Guillaume Wafo-Tapa/ギョーム・ワフォ=タパ
フランスが誇る青の魔法使いにしてドローの申し子。「彼が青を使っていないとしたら、その環境は間違っている」・「ゲームが始まって負けるまでに彼が取った行動はカードを引いただけだった」など、青に纏わる逸話は数知れない。2014年MTG殿堂。
φ(-_@):「そう、「カードを引く」という効果の何と強力なことか。どちらか一方のプレイヤーだけが追加のカードを引き始めたら、大体はそれだけでゲームが終わることになる。そんな超強力な能力を持っているにも関わらず、いまいち(というかほとんど)見かけないクリーチャーがいるじゃないか」
・・・
・《歪みの予言者》
(-ω-●):「でた…」
φ(-_@):「「カードを1枚引く」、これだけのテキストがただただ美しい。僅か1マナで場に現れて、後半は引き放題⇒ゲームに勝てる」
φ(-_@):「さらに・・・」
・《終末を招くもの》
φ(-_@):「【第15回:緑◇ランプ】の考察でもオススメしたクリーチャー。「PW:エルドラージ」と言っても差し支えないぐらい、書いてあることはかなりとんでもない。最高で毎ターン2枚引けるし、こちらも踊り出せば大抵勝てるだろう。何より名前が素晴らしい」
φ(-_@):「とりあえず、この2枚を軸に考えていくとして・・・青◇は確定、ドローを最大限活かせるのは我らがコントロール、ならば・・・」
φ(-_@):「フィニッシャーは《絶え間ない飢餓、ウラモグ》だ」
φ(-_@):「《変異種》《サイカトグ》、そして《龍王、オジュタイ》閣下など、青のフィニッシャーはその時代最強のクリーチャーこそがふさわしい、《ウラモグ》御大なら文句なく最強、異論はあるまい」
(*-ω-):「でも10マナですよ? 出せますか??」
φ(-_@):「出るかどうかではない、出すのだよ」
φ(-_@):「昇華させればエルドラージ・末裔トークンを3体出せる《荒廃を招くもの》からマナブースト⇒《ウラモグ》に繋げればいい。実はこのクリーチャーも【緑◇ランプ】にオススメしようと思っていたのだけど、緑◇のカラーリングだと「追放2枚」の条件が少し厳しそうだったのだよね、しかし青ならば心配はいらない」
φ(-_@):「《手酷い失敗》《呪文萎れ》という2種類の追放カウンター、それに加えて《歪める嘆き》《タイタンの存在》を上限一杯まで投入すれば追放カードカウントは13。これだけあれば十分運用できるだろう」
・3《歪みの予言者》
・2《終末を招くもの》
・1《絶え間ない飢餓、ウラモグ》
・2《荒廃を招くもの》
・3《手酷い失敗》
・4《呪文萎れ》
・3《歪める嘆き》
・3《タイタンの存在》
/21
(*-ω-):「ここまで21枚ですね」
φ(-_@):「ふむ、追加のカードを考えよう」
φ(-_@):「まず、青系コントロールの嗜みとして《秘密の解明者、ジェイス》《奔流の機械巨人》《天才の片鱗》は上限一杯まで投入しよう」
φ(-_@):「次に、最低限の軽量除去がないとアグロに瞬殺される未来しか見えない。◇が使える優秀な除去、《次元の歪曲》を3枚投入」
φ(-_@):「『パーミッションコントロール』の体を成すためにはもう少しカウンターも必要だ。最も信頼できる《集中破り》《風への散乱》を上限一杯まで」
φ(-_@):「多色コントロールですら捌くのに苦労するのに、実質青単色コントロールなんて打ち漏らす気しかしないね。《分散》先生は多めに2枚入れておこう」
φ(-_@):「あとは序盤の手札調節用にお馴染みの《時間の把握》3枚を・・・今回は1枚を《ヴリンの神童、ジェイス》にしておこうか。除去が薄くなるだろうし反転した時のボードコントロール能力に期待しつつ、《歪みの予見者》の避雷針として」
・1《秘密の解明者、ジェイス》
・1《奔流の機械巨人》
・3《天才の片鱗》
・3《次元の歪曲》
・2《風への散乱》
・3《集中破り》
・2《分散》
・2《時間の把握》
・1《ヴリンの神童、ジェイス》
/18
(*-ω-):「新しく追加したカードは18枚です」
φ(-_@):「うむ、最後に土地だけどコントロールは大体26枚で合うはず」
・12《島》
・1《荒地》
・2《ウェストヴェイルの修道院》
・1《ガイアー岬の療養所》
・3《領事の鋳造所》
・3《霊気拠点》
・4《進化する未開地》
/26
φ(-_@):「・・・相当適当だけどこんな感じで」
φ(-_@):「2ターン目+後半にも《終末を招くもの》の能力で必要だろうから、(◇)マナソースは多めに若干14枚。有用そうな無色土地を選んで残りは《島》、色マナで苦労したくないから《進化する未開地》4枚を入れて《荒地》を1枚加えておいた」
φ(-_@):「注目は《ガイアー岬の療養所》」
φ(-_@):「【第21回:黒赤マッドネス】の依頼主殿が「アグロには合わない」と言っていたからね、ならばコントロールしかないだろうと。伝説の土地を2枚入れると良からぬことが起こる場合があるから1枚にしたけどね。これで完…」
(*-ω-):「ちょっと待って下さい! 全部で65枚ありますよ!?」
φ(-_@):「なんだと!?」
φ(-_@):「・・・1枚引けばいい《歪みの預言者》と《終末を招くもの》を1枚ずつ減らして、さすがにこのクリーチャー数で3枚をサポートするのは無理がある《タイタンの存在》を1枚に。あと1枚はカウンター過多だから《集中破り》を2枚にしておこうか。これで・・・」
φ(-_★):「完成!」
◆ デッキリスト
(-ω-●):「はじめに言ってたキーカード少なくなってる気がするけど…」
φ(-_@):「気のせいだ」
φ(-_@):「想定している戦略は主に3つ」
φ(-_@):「プランその①、《歪みの予見者》《終末を招くもの》《秘密の解明者、ジェイス》のドロー戦隊でカードを引き続けてアドバンテージで押し潰す。どれか1枚でも生き残れば勝てる(はず)」
φ(-_@):「プランその②、《荒廃を招くもの》からマナブースト⇒《ウラモグ》。変則ランプのような動きになるね」
φ(-_@):「プランその③、《荒廃を招くもの》《領事の鋳造所》のトークン⇒《不敬の皇子、オーメンダール》。決まれば1番華があるけど、対処された時が最悪だから慎重に見定める必要があるね」
φ(-_@):「以上、それじゃ早速プレイしてみるとしよう」
さて、どうなりますでしょうか?
ご覧頂きありがとうございました(*_ _)
百人組手の人
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