第参回百人組手杯:決勝戦


◆ kuma『ドレイクシュート』 vs Sai『白青人間』


 【第参回百人組手杯】決勝卓に座る両雄は、masachoru(『白黒ゾンビ』)との激闘を制してきたkumaと、先程maoを下してきたSaiである。


  kumaのデッキはオリジナリティ溢れるコンボデッキ『ドレイクシュート』。

  Kuma曰く「そこそこ勝てる地雷デッキのつもり」とのことではあるが、ここまで勝ち上がってきているあたり、そのポテンシャルは”ホンモノ”であると言えよう。

 

  対するSaiのデッキは『白青人間』。

  『ドレイクシュート』への根本的な解決法は持たないため、このゲームのポイントは・・・


・ Saiがビートダウンできるかどうか


 である。



● GAME1


 先手はkuma。

 Saiの初動《無私の霊魂》を《集団的抵抗》で除去するスタート。

 

 返しのターン、Saiは《異端聖戦士、サリア》をキャスト。

 準決勝勝利の立役者を戦場に送り込み、《白蘭の騎士》を追加してビートダウンの構え。

 

 《サリア》に対処できないkuma。

 なんとかブロッカー圏勝ち筋となる《奇怪なドレイク》をキャストするもののこれはもちろんタップイン。


 次のターンには《反射魔道士》を合わせられ、これは堪らないとばかりに《顕在的防御》で《奇怪なドレイク》を守りにいくも、さらなる《本質の変転》で《奇怪なドレイク》は結局手札に出戻り。


 この攻防で、盤面にはSaiの《白蘭の騎士》《サリア》《反射魔道士》が並ぶのみとなり、3体の攻撃でkumaのライフは残り5点。


 ビートダウンを受けながら、《抗えない主張》《安堵の再会》で墓地と手札を肥やすkuma。

 何とか引き当てた《焦熱の衝動》で厄介な《サリア》を除去し、《奇怪なドレイク》をアンタップインで再キャスト、差し向けられた《石の宣告》を再度《顕在的防御》で弾いて踏み止まる。


 しかし、Saiは構わずアタック。

 kumaのライフを残り3点まで減らした後に《勇者の選定師》《突風歩き》と並べ、次のターン1体でも通れば勝てる状況をつくりあげる。


 ここからkumaが勝てるとすれば、《光輝の炎》ぐらいだろうか?

 

 ・・・否。


 次のターン、kumaのキャストは《サヒーリ・ライ》!!


 《奇怪なドレイク》のパワーは10。

 《サヒーリ・ライ》でコピーして2体アタック。

 10×2=一撃20点!!

 

 大逆転である。


kuma 1-0 Sai



● GAME2

 

 GAME1を落としたSai。

 是が非でも序盤から攻勢をかけたいところであったが、1ターン目の《探検隊の特使》を《焦熱の衝動》されると、2ターン目をタップイン処理 ⇒ 3ターン目もタップイン処理から《勇者の選定師》と低調な展開が続く。

 

 こうなると主導権はkuma。

 猶予の間に《パズルの欠片》《安堵の再会》《抗えない主張》《過去との取り組み》とドロースペルを連打、墓地と手札を肥やし、満を持しての《奇怪なドレイク》。

 

 フラッドに陥ってしまったのか、満足にクリ―チャーを追加できなかったSai。

 この《奇怪なドレイク》にこそ《反射魔道士》を仕掛けるも、これには予定調和の《顕在的防御》が飛ぶ。


 返しのターン。

 kumaは《奇怪なドレイク》で攻撃した後に《投げ飛ばし》。


 冠名たる『ドレイクシュート』。

 kuma必殺のダンクは、【百人組手杯】第三代王者というゴールをもたらした。


 遅ればせながら おめでとう、kuma選手!


kuma 2-0 Sai

kuma Win & 3rd.Champ 


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