それでは、はじめていきましょう
(※)結果につきましてはこちら
- 考察 -
まずは、勝因分析です
(1)優秀なクリーチャー
とにかくクリーチャー陣が優秀でした
マナレシオが高く、同マナ域のコンバットではほとんどサイズ負けせず優位に進められましたので、戦闘に気を遣うことなくスペルの攻防に集中することができました。「相手から先に対処に動く⇒対処を対処する」といういわゆる後の先の動きを可能とした1番の要因でしょう
(2)豊富なシナジー
デッキ内のシナジーも豊富でした
カウンターと「瞬速」の相性が良いのはもちろん、≪次元潜入者≫・≪鎖慣らし≫:「飛行」、≪跳ねる混成体≫:「タップ」、≪虚空を継ぐもの≫:「呪禁」、≪難題の予見者≫:「ハンデス」、≪現実を砕くもの≫:「速攻」等々、各クリーチャーが「瞬速」やサイズ以外にも色々な能力を持っており、そこに≪本質の変転≫が加わり個々のカードが連動、選択肢が豊富にありましたのでプレイしていて楽しいデッキでしたね(。-∀-)b
- 注目 -
続きまして、活躍したカードを何点か…
(1)≪本質の変転≫
単純に除去をかわすだけでなく、≪跳ねる混成体≫のタップ能力を2回起動させたり、≪難題の予見者≫で無理やり2枚捨てさせたり…デッキととても噛み合っていたように思います。「除去⇒≪鎖鳴らし≫⇒≪本質の変転≫⇒3/2」という動きは詐欺みたいなものですね(。-∀-);、1マナというのが素晴らしいカード
(2)≪歪める輝き≫
実戦前に注目していたカードです
やはり、主な用法は「ソーサリーを打ち消す」。全体除去はもちろんですが、ランプスペルやドロー・ソーサリー火力まで打ち消せますので用途は広かったですね。特筆すべきは「こちらのキーカードでもないカードで相手のキーカードを打ち消せる」ことでしょう。相手が必死に打ってくる≪次元の激高≫を涼しい顔で打ち消せるのがこのカードです(。-∀-)
面白いところで、≪さまよう噴気孔≫・≪鋭い突端≫といったミシュラランドも②番目の能力で処理することができます。③番目の「エルドラージ生成」能力はほとんど使用しませんでしたが、タイトなダメージレースでのチャンプブロッカー等、役に立つ場面はあるのではないでしょうか
(3)≪現実を砕くもの≫
堂々のMVP
元々その強さに定評があったカードですが、攻めっ気の強いデッキで使うとこんなに強いのかということを再確認。「5/5速攻トランプル」は伊達ではなくトップから現れては何度も敗北という現実をスマッシュしてくれました。彼のおかげで逆転できたゲームは何度もあったのではないでしょうか、ナイスカード(。-∀-)!
- 調整(案) -
では、恐縮ながら調整(案)を…
「アグロに弱い」というデータが出ておりましたので、そちらを中心に見ていくことになりますが、その前に…見事な構築の中でただ1点だけ疑問に思うカードがありました。それは…
・≪巨森の予見者、ニッサ≫
?
(*-ω-):「≪ニッサ≫、強いじゃないですか!」
φ(-_☆):「そうだね、じゃあ私は≪ソリン≫と≪ニクシリス≫と≪ジェイス≫を使おうか」
≪巨森の予見者、ニッサ≫は強いカードではあり、実際にこのカードが勝因となった対戦もあったのですが、このデッキには合っていないように思いました。≪巨森の予見者、ニッサ≫の1番の能力は「+1のドロー」を連打しながら奥義を目指せるというところなのですが、このデッキは速攻で決着をつけたいアグロデッキですので、3Tに出してもただの2/2、活躍は早くても7T以降となりますが、その段階でのアドバンテージ合戦となりますと豊富なPWを擁するコントロール相手には分が悪いでしょう
では何か他に戦略に合うカードは…
・≪水の帳の分離≫
このカードなどいかがでしょうか?
1枚差しのジョーカーという役割にもピッタリですし、最後の一押しをもたらす効果もアグロ戦略に適していますよね、詰みの選択肢を増やすこともできますので面白いのではないでしょうか(*・ω.)?
● アグロ対策
さて、本題のアグロ対策になりますが…
青緑というカラーリングでできることは限られています
やはり、バウンスですよね(。-∀-)
アグロからテンポを取り返し、優勢時の押し込みにも使える便利なスペル
個人的には、1マナ軽くマナフラッドケアにもなる≪掴み掛かる水流≫のほうが好みなのですが…問題は抜くカードです。同マナ域のスペルである≪本質の変転≫が第1候補になってくるのですが、ここで触れておきたいのは「主様もアグロ対策は意識されていた」ということです
2枚の≪手酷い失敗≫などがまさにそれで、アグロ対策を意識しながらもメタゲームとして除去コントロールに強い≪本質の変転≫を選択された、というのが実際のところなのではないでしょうか?ですのでこのスロットは、「アグロを意識するならば≪掴みかかる水流≫や≪分散≫といったバウンススペル」・「コントロールを意識するならば≪本質の変転≫」で宜しいのではないでしょうか
それに、≪本質の変転≫は結構やみつきになりますからね(。-∀-)
● 微調整
最後に微調整となります
このあたりは各自の好みになると思うのですが、(ほとんど)直接盤面には干渉しないカードである、3枚ずつ計6枚の≪本質の変転≫・≪歪める嘆き≫を複数枚引いた場合にやや手札でだぶつくことがありました。ですので1~2枚減らしてみてもいいかもしれません(そこにバウンスを入れてもいいですね!)
(※)まとめ
out 1≪巨森の予見者、ニッサ≫ ⇒ in 1≪水の帳の分離≫
out 3≪本質の変転≫ ⇒ in 3≪掴み掛かる水流≫(メタゲームに応じて)
out 1~2≪本質の変転≫・≪歪める嘆き≫
Reportは以上になります
ほとんどのクリーチャーが瞬速を持っているため、カウンターデッキでありながら「行くべきか待つべき」の判断に悩まされることが少なく、非常に扱いやすいデッキだと思いました。「【クロックパーミッション】を使ってみたいけど苦手(-ω-;)」という方は是非1度お使いになってみて下さい。自信満々に「私のターンをおわります、エンド(-ω-●)」と言えますよ?(。-∀-)
φ(-_☆):「≪難題の予見者≫と≪現実を砕くもの≫は出来るだけ引っ張ることだね。
焦って出しても除去されるだけだ。 全体除去の返しにぶちかましてやるといい」
ではでは、ありがとうございました(*-ω-)
百人組手の人
7コメント
2016.06.19 13:35
2016.06.19 07:01
2016.06.18 23:55